交通事故防止支援研究開発コンソーシアム:実証実験に関する説明会を実施
2025/01/16
SIP第3期「スマートモビリティプラットフォームの構築」の採択事業者である交通事故防止支援研究開発コンソーシアム(※1)は、2025年度秋に行う実証実験の実施に向け、2024年12月17日に本実証実験に関心のある企業・団体への説明会を実施しました。
交通事故防止支援研究開発コンソーシアムは以下の4つのユースケースについて自動車・自転車メーカや研究機関等の企業・団体と連携して実証実験を行うことを予定しており、説明会では、実証実験の意義・目的、スケジュール、実証実験の概要等について説明を行いました。
ユースケース①:死角が存在する交差点や縦列駐車車両背後からの歩行者等の飛出しによる事故の未然防止
ユースケース②:対向右折車ブラインドによる二輪車見落としに起因する事故の未然防止
ユースケース③:踏切鳴動後の交通制約者(※2)閉じ込めの未然防止
ユースケース④:交通弱者・電動車椅子・歩行支援ロボットの信号横断支援
説明会には自動車メーカ6社、自転車メーカ2社、通信キャリア2社、視覚障害者向けシステム開発メーカ3団体等が参加し、交通事故防止支援研究開発コンソーシアムからの説明後には活発な意見交換が行われました。 今後は、各企業・団体と連携して実証実験の実施に向けて準備を進めていく予定です。
※1:
構成法人:日本信号株式会社、住友電気工業株式会社、株式会社本田技術研究所
採択テーマ名:「リスクの事前通知による交通事故の未然防止支援の研究開発」
※2:
交通制約者:視覚障がい、歩行速度が遅い等、一般と比較して移動に制約を有する方を指す。
【本件に関するお問い合わせ先】
調査分析・業務支援機関(三菱総合研究所): sip-mobility-web@ml.mri.co.jp